大好きな人と一緒に暮らし始めたのに、最近なんだかケンカが増えた。「このまま同棲を続けて大丈夫かな」と不安になっていませんか。婚活相談に数多く携わってきた立場から気づいたのは、同棲で別れるカップルは愛情が足りないのではなく、「暮らしのズレ」を話し合わないまま溜め込んでいるということです。この記事では、同棲で別れるカップルに共通する特徴と、別れずに結婚へつなげるための具体的な工夫をお伝えします。同棲中の方も、これから始める方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
同棲で別れるカップルが多いのはなぜ?
同棲後に別れるカップルは約4割
20〜39歳の男女200人を対象にしたマイナビウーマンの調査では、同棲後に別れたと答えた人は42%でした。(出典) 裏を返せば、半分以上のカップルは同棲後も関係が続いています。つまり同棲そのものが悪いのではなく、「別れるカップル」と「続くカップル」の間に、はっきりとした違いがあるということです。
付き合っている頃は、会う時間はお互いにとって特別な時間でした。ところが同棲を始めると、相手の疲れた顔も、脱ぎっぱなしの靴下も、毎日目に入るようになります。デートでは見えなかった部分が見えるのは当然のこと。その「当然」をどう受け止めるかで、二人の未来は大きく変わります。
揉め事の1位は「家事分担」
同棲経験のある男女500人に聞いたアルバリンクの調査では、同棲中の揉め事の1位は「家事分担がうまくいかない」で166人。2位の「生活リズム・スタイルの違い」(75人)の倍以上という結果でした。さらに、揉め事の解決策として「解決できず別れた」と答えた人も71人いました。(出典)
家事は毎日発生するものです。一つひとつは「ゴミ出しを忘れた」程度の小さなことでも、毎日続けば「なんで私ばっかり」という不満に変わります。同棲の別れは、大きな事件ではなく、小さな不満の積み重ねから始まることがほとんどです。
同棲で別れるカップルに共通する4つの特徴
これは以前相談を受けた方の言葉です。彼女は「嫌いになったわけじゃない。でも、一緒にいる未来が想像できなくなった」と話していました。別れるカップルには、こうした共通点があります。
特徴1〜2:家事とお金のルールがあいまい
- 1家事の分担を「気づいた方がやる」で済ませている
- 2生活費の負担割合を決めずに、なんとなく払っている
「気づいた方がやる」は一見フェアに見えますが、実際はきれい好きな方、気が利く方に負担が偏ります。お金も同じで、「今月は多めに出したのに」というモヤモヤは、口に出さないほど大きくなります。調査で家事分担と生活費の問題が上位に入っているのは、ルールがないまま始めてしまうカップルが多いからです。
特徴3〜4:一人の時間がなく、結婚の話を避けている
- 3休日も常に一緒で、一人になれる時間や場所がない
- 4「いつ結婚するか」の話をずっと先延ばしにしている
どんなに好きな相手でも、24時間一緒にいれば息が詰まります。一人の時間がないと、相手の小さな癖にもイライラしやすくなります。また、同棲が長くなるほど「このままでいいか」と結婚の話を避けがちです。どちらかが結婚を意識しているのに、もう一方が話をそらし続けると、「この人は本気じゃないのかも」という不信感につながります。結婚観のすり合わせについては好きだけでは結婚できない理由|恋愛と結婚の違いと今からできる3つのすり合わせでも詳しく解説しています。
相談を受けた彼女の場合も、4つの特徴のうち3つが当てはまっていました。家事は彼女に偏り、生活費はなんとなく彼が多めに払い、結婚の話は「そのうちね」で終わっていたそうです。どれも一つだけなら大きな問題ではありません。けれど、いくつも重なると「この人と暮らしていくのはしんどい」という気持ちに変わっていきます。自分たちに当てはまる特徴がいくつあるか、一度チェックしてみてください。
同棲で別れないために今日からできること
家事とお金は「見える化」してから始める
- ✓家事をすべて書き出して、担当を決める
- ✓生活費は共通口座か共通の財布にまとめる
- ✓月に1回、ルールを見直す時間をつくる
家事は「料理・洗い物・洗濯・ゴミ出し・トイレ掃除」のように細かく書き出すと、どちらにどれだけ偏っているかが一目で分かります。お金も、家賃や光熱費を収入の割合で分けるなど、二人が納得できる形を先に決めておきましょう。大切なのは完璧なルールではなく、「おかしいと思ったら見直していい」という約束です。月に1回、ご飯を食べながら「最近どう?」と話すだけでも、不満が溜まるのを防げます。
結婚の期限と一人の時間を決めておく
同棲を始めるときに「1年たったら結婚するかを一緒に考えよう」と期限を決めておくと、同棲がだらだらと続くのを防げます。期限があると、二人とも「結婚したらこうしたい」という前向きな話がしやすくなります。
期限を決めるのが怖いと感じる人もいるかもしれません。「重いと思われたらどうしよう」と不安になる気持ちも自然です。でも、期限がないまま2年、3年と同棲が続き、結局「結婚は考えていなかった」と言われるほうが、ずっとつらい結果になります。期限は相手を縛るためではなく、二人が同じ方向を向いているかを確かめるためのものだと考えてみてください。
あわせて、一人で過ごす時間も意識的につくりましょう。週に1日は別々に出かける、寝る前の30分はお互い好きなことをするなど、小さなことで十分です。離れる時間があるからこそ、一緒にいる時間を大切に感じられます。結婚後の生活でどんな習慣が大事になるかは結婚生活で本当に大事なもの|円満な夫婦が続けている3つの習慣も参考にしてみてください。
まとめ
同棲で別れるカップルの多くは、愛情がなくなったのではなく、家事やお金、一人の時間、結婚の話といった「暮らしのズレ」を話し合わないまま溜め込んでしまった人たちです。逆に言えば、ズレは話し合いとルールで小さくできます。同棲は、結婚生活の予行練習のようなもの。うまくいかないことがあっても、それは二人の相性が悪い証拠ではなく、すり合わせるチャンスです。今日の夜、「最近どう?」と一言聞くところから始めてみてください。その小さな一歩が、二人の未来を守ってくれます。
この記事を書いた人
ザビ丸
元・恋愛下手くそ人間。合コン100回・300人超との出会いを経て、「好かれる人」と「選ばれない人」の違いを研究。婚活・恋愛で消耗しているあなたに、現場で気づいたリアルを届けます。


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