「結婚したら幸せになれると思っていたのに、なぜか毎日小さなことでイライラする」「これから結婚したいけれど、結婚生活のストレスに自分が耐えられるか不安」。この記事では、結婚生活でストレスになりやすいことと、その溜めこまない対処法を解説します。婚活・恋愛の相談に100件以上乗ってきた経験から気づいたのは、ストレスの正体は「相手の性格」ではなく「話し合っていない小さなズレ」だということ。読み終わるころには、何に備え、何を話しておけばいいかがはっきりします。ぜひ最後まで読んでみてください。
結婚生活でストレスになることは何か|原因の1位は「お金」
既婚者の約6割が「お金・家計」にストレスを感じている
ソニー銀行が結婚3年以上の30〜40代の既婚者を対象に行った「パートナーとのお金事情に関する調査」では、夫婦生活でストレスを感じる項目として最も多かったのが「お金・家計」で57.2%でした。(出典)
家事や育児の負担よりも、お金のことで疲れている人のほうが多いという結果です。さらに同じ調査では、結婚生活で家計について揉めたことが「ある」と答えた人が56.8%。半数以上の夫婦が、一度はお金でぶつかっていることになります。(出典)
ここで大事なのは、「収入が少ないからストレスになる」とは限らない点です。相談を受けていても、揉めているのは金額そのものより「相手が何にいくら使っているのかわからない」「自分ばかり我慢している気がする」という見えなさ・不公平感のほうでした。
ストレスの正体は「期待のズレ」と「言わない我慢」
お金に限らず、結婚生活のストレスには共通の形があります。それは、「言わなくてもわかってくれるはず」という期待と、「これくらいで文句を言うのは悪い」という我慢がセットになっていることです。
交際中は会う時間が限られているので、多少の違いは気になりません。でも結婚すると、生活のすべてを共有することになります。脱いだ服の置き場所、休日の過ごし方、連絡の頻度。ひとつひとつは小さくても、毎日くり返されるからこそ重くなっていくのです。結婚前後のギャップについては結婚して分かる現実|理想とのギャップ5つと後悔しないための準備でも詳しく解説しています。
結婚生活でストレスになること5つ【相談の実例あり】
こうした声は本当に多いです。嫌いになったわけではないのに、しんどい。その中身を聞いていくと、たいてい次の5つのどれかに当てはまります。
- 1お金の使い方・管理の違い
貯めたい人と使いたい人。家計を見せ合っていないと、「自分だけ節約している」という不公平感がストレスになります。 - 2家事の「見えない負担」
担当を決めていても、献立を考える・日用品の残りを気にするなど、名前のない家事が片方に偏りがちです。 - 3一人の時間がなくなる
仲が良くても、ずっと一緒だと疲れます。一人になりたい=愛情がない、ではありません。 - 4話を聞いてもらえない
報告と連絡だけの会話になり、気持ちを話す場がなくなると、同じ家にいても孤独を感じやすくなります。 - 5実家・親族との距離感
帰省の頻度や親からの干渉。相手の家族のことは直接言いにくいぶん、溜めこみやすいテーマです。
実例:「察してほしい」をやめたら楽になったBさん
結婚2年目で相談に来たBさん(30代女性)は、共働きなのに家事の大半を自分がやっている状況に限界を感じていました。ただ、夫に不満を伝えたことは一度もなかったそうです。「言わなくても気づいてほしかった」と話してくれました。
そこで、責める言い方ではなく「平日の夕食後の片づけをお願いしたい」と、やってほしいことを1つだけ具体的に伝えてもらいました。夫の返事は「言ってくれればやるのに」。拍子抜けするほどあっさり解決したそうです。夫は手伝う気がなかったのではなく、何に困っているのかを知らなかっただけでした。家事のすれ違いについては家事分担で揉める理由|夫婦のすれ違いの正体と揉めない3つの方法も参考にしてみてください。
結婚生活のストレスを溜めない3つの対処法
お金と家事は「見える化」して不公平感をなくす
先ほどの調査では、お金・家計にストレスを感じていない人のうち夫婦仲が「良好」と答えた人は約9割。一方、ストレスを感じている人では約6割にとどまりました。(出典) お金のモヤモヤを減らすことは、そのまま夫婦仲を守ることにつながります。
- ✓月に1回、15分だけ家計を一緒に見る
収入・固定費・貯金額を共有するだけで十分です。細かい使い道を責め合う場にしないのがコツ。 - ✓家事を全部書き出してから分ける
「名前のない家事」も含めて紙に書くと、どちらに偏っているかが感情抜きでわかります。
不満は「お願い」の形で、1回に1つだけ伝える
「なんでやってくれないの」は相手を責める言葉ですが、「これをお願いできると助かる」は協力を頼む言葉です。伝えたい中身は同じでも、相手の受け取り方はまったく変わります。
ポイントは、1回に1つだけにすること。あれもこれもと並べると、相手は何から直せばいいのかわからなくなります。そして、やってくれたら「ありがとう、助かった」と必ず言葉にする。この小さなやり取りが、言いやすい空気を育ててくれます。
一人の時間を「予定」として確保する
意外と見落とされがちなのが、一人でいる時間です。「土曜の午前中はお互い自由」のように、あらかじめ予定として決めておくと、罪悪感なく休めます。相手にも同じ時間を渡すことで、不公平感も生まれません。
一緒にいる時間が長いほど仲がいい、とは限りません。離れる時間があるからこそ、一緒にいる時間を大切にできます。なお、同じ家にいても寂しさを感じるときは結婚後に孤独を感じる理由|既婚者の3人に1人が抱える寂しさと和らげる2つの方法もあわせて読んでみてください。
まとめ
結婚生活でストレスになることは、「お金」「家事」「一人時間」「会話」「実家との距離感」の5つに集まります。調査でも、既婚者の約6割がお金・家計にストレスを感じていました。ただ、その正体は相手の性格ではなく、話し合っていない小さなズレです。
だからこそ、見える化する、お願いの形で1つずつ伝える、一人の時間を予定に入れる。この3つで、ストレスは溜まる前に軽くできます。ストレスを感じるのは、結婚に向いていないからではありません。二人のルールがまだ決まっていないだけ。今日ひとつ話してみることが、心地よい結婚生活への一歩になります。
この記事を書いた人
ザビ丸
元・恋愛下手くそ人間。合コン100回・300人超との出会いを経て、「好かれる人」と「選ばれない人」の違いを研究。婚活・恋愛で消耗しているあなたに、現場で気づいたリアルを届けます。

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