結婚相談所を比べようと公式サイトを見ると、「会員数〇万人」「業界最大級」といった数字が並んでいて、どれを信じればいいのか分からなくなっていませんか。婚活相談に数多く携わってきた立場から気づいたのは、会員数の大きさだけで選んだ人ほど、入会後に「思ったより出会えない」とギャップを感じやすいということです。この記事では、結婚相談所の会員数の正しい見方と、数字だけで選ばないための比較ポイントをお伝えします。相談所選びで迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
結婚相談所の会員数を比較するときの落とし穴
「自社会員数」と「連盟・ネットワークの会員数」は別もの
結婚相談所の多くは、複数の相談所が会員情報を共有する「連盟」や「ネットワーク」に加盟しています。そのため、公式サイトに書かれている会員数が、その相談所だけの会員数なのか、連盟全体でお見合いを申し込める人数なのかによって、意味がまったく変わります。
たとえば、自社会員は数千人でも、加盟している連盟全体では数万人とお見合いができる、というケースもあります。逆に、会員数が大きく見えても、実際に申し込めるのは自社会員だけ、ということもあります。会員数を比べるときは、「その数字の人たちと、実際にお見合いできるのか」を必ず確認しましょう。
「登録している人」と「今活動している人」も違う
もう一つ見落としやすいのが、会員数に休会中の人や、ほとんど活動していない人が含まれている可能性です。仕事が忙しくて一時的に休んでいる人や、交際中でお見合いを止めている人も、会員としてはカウントされていることがあります。
そのため、同じ「会員数1万人」でも、実際に今お見合いを受け付けている人数は相談所によって差があります。無料相談では「直近で活動している会員はどれくらいいますか」と聞いてみると、数字の実態が見えやすくなります。
会員数が多いほど良い、とは限らない
結婚相談所大手のIBJが約2万人の婚活データをまとめた「2025年 成婚白書」によると、IBJの会員数は10万人を超え、成婚した人のお見合い回数は平均11回でした。また、成婚者のお見合い数は成婚しなかった人の約2.7倍という結果も出ています。(出典:IBJ 2025年成婚白書)
このデータから分かるのは、結婚につながるかどうかは「会員が何人いるか」より「自分が何回お見合いできるか」に左右されるということです。会員数がどれだけ多くても、自分の希望に合う相手が少なかったり、申し込みが通りにくかったりすれば、お見合いの回数は増えません。見るべきなのは全体の会員数ではなく、「自分が実際に出会える人の数」なのです。
会員数より大切な「実際に出会える人」の見極め方
こう相談をくれた36歳の女性は、地方都市に住んでいて、希望する相手の年齢は同世代の30代後半でした。話を聞くと、入会した相談所は全国の会員数こそ多いものの、彼女の住むエリアの30代後半の男性会員は限られていたのです。
そこで別の相談所の無料相談で、「私の住む県で、35〜42歳の男性会員は何人くらいいますか」と具体的に質問してもらいました。全体の会員数は少なめでも、地元エリアの会員が多い相談所が見つかり、乗り換えてからはお見合いの数が月2〜3件に増加。半年後には真剣交際に進みました。全体の数字より、自分の条件で絞った数字の方がずっと大切だったのです。
無料相談で確認したい「会員数」の質問
- ✓公表している会員数は、自社会員のみか、連盟全体か
- ✓自分の年齢層・地域で、お見合いを申し込める会員は何人くらいか
- ✓その中で、実際に活動中(直近数か月でお見合いしている)の会員はどれくらいか
- ✓自分と同じ条件の会員は、月に平均何件くらいお見合いが組めているか
これらの質問にはっきり答えてくれる相談所は、会員の実態を把握していて、誠実に対応してくれる可能性が高いといえます。逆に、全体の数字ばかりを強調して具体的な質問にあいまいな答えしか返ってこない場合は、慎重に判断しましょう。
結婚相談所を会員数だけで選ばないための比較ポイント
会員数とあわせて比べたい4つのポイント
- 1自分の条件で出会える人数
年齢・地域・希望条件で絞り込んだ、実際にお見合いを申し込める人数です。 - 2サポートの中身
担当者との面談の頻度や、お見合い後の振り返りの有無など、活動をどこまで支えてくれるかを確認します。 - 3成婚の実績と、その定義
「成婚率」は相談所ごとに計算方法が違うことがあります。数字だけでなく、何をもって成婚としているかを聞いてみましょう。 - 41年間活動した場合の費用の総額
入会金・月会費・お見合い料・成婚料を合計して比べます。
数字は「自分に当てはめて」読む
会員数も成婚率も、それ自体は相談所全体の平均の数字です。大切なのは、その数字が自分にとってどういう意味を持つかを考えることです。「会員10万人」が自分の条件では何人になるのか、「成婚率〇%」が自分と同じ年代ではどうなのか。数字を自分に当てはめて読む習慣を持つと、広告の大きな数字に振り回されずに済みます。
また、自分がどんな相手と出会いたいのかが曖昧なままだと、どの数字を見ればいいのかも決まりません。比較を始める前に、希望する相手の条件を「絶対に譲れない3つ」程度に整理しておくと、無料相談での質問も具体的になります。
▼ 会員数を比べる前に、自分を知ろう
「どんな人と出会いたいか」がはっきりすると、見るべき数字も変わります。
まずは自分の婚活の傾向をチェックしてみませんか?
まとめ
結婚相談所の会員数は、自社会員だけか、連盟全体かで意味が大きく変わります。そして結婚につながるかどうかを左右するのは、全体の会員数ではなく、自分が実際に何回お見合いできるかです。成婚者のお見合い数は、成婚しなかった人の約2.7倍というデータもあります。無料相談では、自分の年齢層や地域で出会える人数を具体的に聞き、サポートの中身や成婚の定義、費用の総額とあわせて比べましょう。大きな数字に惑わされず、自分にとっての「出会える数」で選ぶことが、後悔しない相談所選びのコツです。
この記事を書いた人
ザビ丸
元・恋愛下手くそ人間。合コン100回・300人超との出会いを経て、「好かれる人」と「選ばれない人」の違いを研究。婚活・恋愛で消耗しているあなたに、現場で気づいたリアルを届けます。


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